ストリートアートの先駆者、キース・へリング!
その絵に見られる特徴とは?

「僕の命は後5か月かもしれないし、5年かもしれない。わかっているのは、僕の命はいずれ終わるっていうこと。だから僕にとっては今が大切なんだ。命が終わるまでにできる限りのことをやりたい。人々の心に残るアーティストこそが、本当のスペシャリストなんだ。僕は死ぬかもしれないけど、本当に僕が死ぬことはない。だって、僕はみんなの中に生きてるんだ。

キース・へリングが生前に残していた言葉です。
エイズにより、キース・ヘリングは31歳という若さでこの世を去りました。亡くなった後もその知名度は変わらず、むしろ今の若い世代からも広く愛され続けているアーティストです。キースへリングの作品は絵の一つ一つに動きを感じさせるような特徴があり、見るものを引き込ませるような魅力があります。
その姿はピースフルでコミカルな表情をしながらも、どこか挑発的で見るものをはっとさせる一面を持っているように感じます。その才能からストリートアートの奇才と呼ばれています。キース・へリングは自らをゲイであることを公表して活動しています。当時偏見を持たれることの多かったLGBTQコミュニティHIV感染者など、マイノリティに寄り添い、自らもその一員として力強くメッセージを発し続けたその生涯は、現代の私たちに大きな勇気を与えてくれます。

 

1983年~88年にかけて、へリングは何度か日本を訪れます。彼は日本での旅から数多くのインスピレーションを受けました。その後世界で2つ目となるポップショップを東京に開きました。

初来日の83年2月にはヘリングは東京のワタリウム美術館で日本初の個展を開催します。現在ではユニクロを始め、H&MやReebokやColeHaanなど、多くの大手アパレルブランドがキースへリングとのコラボ商品を発表し、街中には、彼のモチーフがあしらわれたTシャツやスニーカー、ゴルフ用品などのグッツが溢れて、変わらぬ人気を誇っています。


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