生誕100年、山下清の大回顧展が全国を巡回中!
49歳で逝去した天才画家の驚異的な記憶力と集中力とは?
日本の原風景や名所を緻密に貼り合わせた紙片で表現した貼絵で知られる山下清。テレビシリーズ「裸の大将」でもおなじみです。
生誕100年を記念して、彼の画業と人生を振り返る大規模な展覧会「山下清展 百年目の大回想」が、2022年から2024年にかけて全国を巡回しています。現在、以下の開催地が予定されています。
鹿児島県:2022年3月25日(金)~5月5日(木)鹿児島市立美術館
兵庫県:2022年6月25日(土)〜8月28日(日)神戸ファッション美術館
福井県:2022年9月3日(土) 〜11月6日(日)福井市美術館
長野県:2023年2月25日(土)〜4月2日(日)上田市立美術館
滋賀県:2023年4月8日(土)〜6月11日(日)佐川美術館
東京都:2023年6月24日(土)〜9月10日(日)SOMPO美術館
宮崎県:2023年10月7日(土)〜11月26日(日)宮崎県立美術館
愛媛県:2023年12月2日(土)〜2024年1月21日(日)新居浜市美術館
佐賀県:2024年3月16日(土)〜5月12日(日)佐賀県立美術館
新潟県:2024年6月29日(土)~8月18日(日)新潟県立近代美術館
福岡県:2024年10月25日(金)〜12月22日(日)福岡県立美術館
日本各地を自由に旅した清は、驚異的な記憶力をもっていました。スケッチやメモを取らずとも、旅先で見た風景を細部まで正確に思い出すことができたのです。
旅から戻ると、高い集中力を発揮して、手で細かくちぎった紙片を緻密に貼り合わせることで、超絶技巧の貼絵を制作しました。
本展では貼絵だけでなく、油彩やペン画、陶磁器など多彩な作品約190点と、旅に持参したリュックや浴衣などの関連資料を展示していて、その個性的な創作活動に触れることができます。