ピカソの陶芸作品を見よう!
東京にある世界有数のピカソのセラミック専門美術館がじわじわ来る

東京・南青山ヨックモックミュージアムでは、2023年9月24日まで展覧会「ピカソのセラミック-モダンに触れる」を開催中です。


ピカソは第二次世界大戦後に南仏でセラミック制作に傾倒しました。


絵画と同じくセラミックにおいても、静物や顔を幾何学的にデザインし、コラージュやオブジェのように素材や形を自在に組み合わせました。


また、神話や古代美術、伝統的なモチーフを、カモフラージュや変容(メタモルフォーズ)、単純化や記号化といった手法で再解釈し、新しい表現を生み出しました。


ヨックモックミュージアムは2020年にできた新しい美術館で、お菓子のヨックモックグループが運営しています。


美術館の館長は株式会社ヨックモックの藤縄利康会長です。


藤縄氏が30年以上かけて収集してきた500点以上のピカソのセラミック(陶器)作品は世界でも有数のコレクションです。


ヨックモックミュージアムでは企画展を1年ごとに変更しています。


今回の「ピカソのセラミック-モダンに触れる」展は開館記念第3弾です。


2023年10月24日からは衣替えで、開館記念第4弾「ピカソ いのちの讃歌」展を開催予定です。


美術史家でスペイン美術専門家の岡村多佳夫氏と、和泉市久保惣記念美術館の学芸員でピカソ研究者の町田つかさ氏が監修を務め、ピカソのセラミック作品にあふれる「生命力」を掘り下げます。ぜひご覧ください。


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画像は翠波画廊で販売中のピカソのセラミック作品《仮面》
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