世界をつなぐ日本画!
広島の平山郁夫美術館で開催中の展覧会が感動的
日本画家・平山郁夫(1930-2009)は、シルクロードをはじめとする世界各地の風景を描いてきました。
彼の作品には、ラクダのキャラバンや船、橋など、人々をつなぐ媒介が多く登場します。彼は、人々をつなぎ交流を促進していけば、相互の理解が深まり平和の実現につながっていくと考えていました。
そんな平山郁夫の作品を鑑賞できる美術館が、広島県尾道市にあります。平山郁夫美術館です。
広島県尾道市の平山郁夫美術館では、定期的に展覧会やイベントが開催されています。2023年5月29日(月)から9月15日(金)まで『平山郁夫のまなざし―「つなぐ・交流」展』と題された展覧会が開催中です。
日本では8月になると広島・長崎への原爆投下と敗戦の記憶を悼んで、各種の式典が開催されています。この展覧会をきっかけに平山郁夫の目指した世界平和について考えてみませんか。
この展覧会では、平山郁夫がどのように世界と向き合い、平和への願いを表現したかを見ることができます。
平山郁夫は、自分の作品を通して世界にメッセージを発信しました。それは平山の死後の今も色あせることなく私たちの心を揺さぶります。