印象派の革命がアメリカにも波及!
ウスター美術館の貴重なコレクションが巡回展示中

展覧会「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」2024年10月12日(土)〜2025年1月5日(日)まで、あべのハルカス美術館で開催されます。


この展覧会では、ウスター美術館の印象派コレクションを中心に、フランスの印象派やアメリカの印象派の作品が約70点展示されます。


ウスター美術館は、アメリカ・ボストン近郊に位置する美術館で、1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきました。 1910年には、モネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入したことで有名です。


印象派は、19世紀後半にフランスで誕生した画風です。従来の写実的な絵画にとらわれず、光や色彩、瞬間の印象を捉える画法で、画壇に革命を起こしました。


モネやルノワールなど後の巨匠たちは、自然の中で直接スケッチをし、画面に明るさや動きを与えました。 彼らの作品は、当時の批評家や観衆に強い反発を受けましたが、やがて世界中に広まり、多くの画家に影響を与えました。


印象派の画風は、海を越えてアメリカにも伝わり、チャイルド・ハッサムやジョン・シンガー・サージェントなどのアメリカ印象派の画家たちが、自分たちの故郷や都市の風景を印象派の手法で描きました。


印象派の作品は、色彩や光の表現において、非常に美しく魅力的です。 本展では、モネの《睡蓮》やセザンヌの《カード遊びをする人々》のための習作などの有名な作品から、日本で紹介される機会の少なかったアメリカ印象派の作品まで、印象派の魅力に触れることができます。


展覧会のポスターには、印象派の代表作のひとつであるモネの《睡蓮》が使われています。 この作品は、モネが晩年に自宅の庭に作った池に咲く睡蓮を何度も描いたシリーズの一枚で、色彩や筆触の変化によって、水面の揺らぎや光の反射を表現しています。


【東京・上野展】
会期:2024年1月27日(土)~4月7日(日)
会場:東京都美術館
【郡山展】
会期:2024年4月20日(土)〜6月23日(日)
会場:郡山市立美術館
【東京・八王子展】
会期:2024年7月6日(土)〜9月29日(日)
会場:東京富士美術館
【大阪展】
会期:2024年10月12日(土)〜2025年1月5日(日)
会場:あべのハルカス美術館


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大阪・あべのハルカス美術館

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