アーティゾン美術館の石橋財団コレクションをお披露目する「空間と作品」展が開催

東京・京橋のアーティゾン美術館が「空間と作品」展を開催します。モネ、マネ、ルノワール、セザンヌ、ピカソ、マティス、ルオー、ドガ、藤田嗣治、佐伯祐三、岸田劉生、草間彌生など、様々な分野の作品144点が展示されます。エットレ・ソットサスの家具、豊臣秀吉の書翰など、珍しい作品もあります。

展示空間の一部は、作品が生まれた時代や場所を想像しやすいように工夫されています。照明家の豊久将三氏やインテリアスタイリストの石井佳苗氏の協力で、江戸時代の襖絵が建具として配置されていた様子や、作品がインテリアの中に配された夢想空間が提示されています。

そのほか、QRコードを使って学芸資料にアクセスしたり、スマホアプリで無料の音声ガイドを楽しむこともできます。また、全4回の土曜講座「空間と作品」が開催され、照明家やインテリアスタイリスト、美術館学芸員などが講師を務めます。時代を超えた美術品の魅力を体感してみてください。