ストリートアートの歴史を明かす映画『バンクシー 抗うものたちのアート革命』が、自宅でも観られるようになった!

覆面アーティストバンクシーの謎に迫るドキュメンタリー映画『バンクシー 抗うものたちのアート革命』がアマゾンプライムビデオなどで観られるようになりました。ご覧になりましたか?


この映画の原題は『Banksy and the Rise of Outlaw Art』(バンクシーとアウトローアートの勃興)であり、バンクシーだけでなくストリートアートの歴史をたどるものになっています。


しかし、もともとは犯罪行為として取り締まられていたストリートアートがここまで市民権を得たのはバンクシーの功績です。


そのため映画もバンクシーにかなりの尺を割いているのですが、ここで驚くのはストリートアート仲間はたいていバンクシーの正体を知っていて、しかしそれをメディアには決して明かさないことです。


そもそもストリートアートは違法なので、路上にグラフィティを描くアーティストはみんなバンクシーのように愛称を使っていました。しかし、人気が出て市民権を得ると、メディアの取材に顔出しで応じるなど、なしくずしに素性を明かしてしまうのです。


そんななか、バンクシーだけはかたくなに素性を隠そうとしたために、今では触れてはならない伝説になってしまいました。実際は、故郷ブリストルの仲間の多くはバンクシーの正体を知っています。


映画の中では多くの仲間がストリートアートとバンクシーについて語っています。頻繁に出てくるのが、バンクシーと同世代のイギリスのストリートアーティストのベン・アインです。


全身にタトゥーを入れたベン・アインの証言は、アウトローアートだったグラフィティがいかにして現在の人気を獲得したか的確に示してくれます。それはまさに革命の名にふさわしい変革でした。


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映画チラシ
インタビューに答えるベン・アイン

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