広島にある美しくユニークな下瀬美術館が、
一周年記念に加山又造の革新的な日本画展を開催
広島県の下瀬美術館は、今年で開館一周年を迎えます。これを記念して2024年4月14日から6月30日までの期間、「加山又造 ―革新をもとめて」展を開催しています。
加山又造は、日本画の伝統に新しい息吹を吹き込んだことで知られています。彼の作品は、日本の自然や歴史をモチーフにしながらも、モダンな感覚で表現されています。
加山由起さんによるギャラリートークは、加山又造の作品を深く理解するための絶好の機会です。加山由起さんは、加山又造の孫であり、彼の作品についての知識も豊富です。4月14日と5月26日の2回にわたって、作品の見どころや作風の変遷について解説します。
通常の開館時間を超えて、夜の美術館を楽しむことができる「ナイトミュージアム」も開催されます。加山又造の屏風作品を原画とした陶板作品も展示され、夜ならではの雰囲気の中で鑑賞することができます。
加山と同時期に活躍した東山魁夷や平山郁夫などの日本画や、加山と親交のあった小磯良平の油彩画も展示しています。館内庭園の春の草花や、下瀬美術館のメインコレクションであるエミール・ガレの花器も見逃せません。
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