片岡球子の「面構」(つらがまえ)シリーズ展、岩手県立美術館で開催中!
歴史上の人物が生き生きと躍動する

盛岡市にある岩手県立美術館面構つらがまえ 片岡球子展 たちむかう絵画」が開催されています。


「面構」シリーズは、「人間の魂は顔に映ると思っている」と語った片岡球子が、61歳から38年にわたって描き続けたものです。


歴史上の人物を独自の解釈で描いた鮮やかな色彩と大胆なタッチの作品が並んでいます。


展覧会は、シリーズ作品43点と初公開の小下図を含めて、片岡球子の制作の軌跡をたどる内容となっています。


小下図とは、日本画の制作過程で用いられる図の一種です。


実際の作品よりも小さなサイズの紙に、作品のイメージや構図、色彩などを練るために描くもので、ラフ画のようなものと言えます


この展覧会は2023年1月に横浜のそごう美術館から始まり、北九州市立美術館を経て、岩手県立美術館に巡回してきました。


会期は6月3日から7月17日までで、この後の巡回展示の予定はありません。


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