ポーラ美術館の新収蔵作品がアツい!
ゲルハルト・リヒターの驚異の「ストリップ」シリーズを見よう!

箱根のポーラ美術館は、現代美術の巨匠ゲルハルト・リヒター《ストリップ(926-3)》を新たにコレクションに加えました。


ゲルハルト・リヒターといえば、その人生をモデルとした映画《ある画家の数奇な運命》が2020年に日本で公開され、2022年から2023年にかけて日本では16年ぶりとなる大規模個展も開催され、人気が高まってきています。


また、ポーラ美術館とリヒターといえば、2020年にリヒターの人気作品《抽象絵画(649-2)》を約30億円で落札し、話題になったことを覚えている人も多いでしょう。


それ以前から収蔵していた《グレイ・ハウス》と合わせて、ポーラ美術館は作風の異なるゲルハルト・リヒター作品を3点も集めたことになります。


《ストリップ(926-3)》は、リヒターが自身の抽象絵画をデジタル化し、分割と再統合のプロセスを繰り返して、まったく新しい視覚的な効果を生み出したものです。この作品は、色彩と形態の無限の可能性を示すとともに、絵画とデジタルメディアの関係性についての問いを私たちに投げかけます。


現在、ポーラ美術館は、リヒターの収蔵作品3点をすべて展示する「ポーラ美術館コレクション選:ゲルハルト・リヒター」を開催しています。展示期間は2023年12月13日から2024年5月19日までで、企画展「モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン」(2023年12月16日〜2024年5月19日)とほぼ同時開催となっています。ぜひ御覧ください。


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