ガラスの魅力に酔いしれる!
ガレやドームやラリックの「アール・ヌーヴォー&アール・デコ」展が開催中
横浜のみらい美術館で、2023年5月26日(金)から10月9日(月)まで、美しいガラス作品が一堂に会する「アール・ヌーヴォー&アール・デコ」展が開催されています。
アール・ヌーヴォー&アール・デコと書くと、その二つが同じようなものであるように見えてしまいますが、両者はかなり異なる芸術様式です。アールはフランス語のアート(芸術)ですが、ヌーヴォーは「新しい」で、デコは「装飾的」の意味を持ちます。
アール・ヌーヴォー(新しい芸術)は自然をモチーフにした芸術的なデザインで、代表的な作家は、エミール・ガレやドーム兄弟になります。
アール・デコ(装飾的な芸術)は都市的な幾何学デザインで知られています。芸術と工業が融合したアール・デコでは、ルネ・ラリックが最も有名な作家です。
ちなみに、アール・デコのほうが後の時代の様式になります。両方ともガラスの美しさと芸術性を高めました。この展覧会では、約50作品のランプや花器などを見ることができます。
また、特別展示室では戦後のフランスの画家ベルナール・ビュフェの絵画も展示されています。
みらい美術館は、みなとみらい学園創設者の鶴見輝彦氏の遺志を継いで2016年に設立されました。 ガレ、ドーム、ラリックなどガラス工芸品の展覧会を、定期的に開催しています。
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