生誕120周年!
ダリの天才の秘密に迫る展覧会、諸橋近代美術館で開催

サルバドール・ダリ(1904-1989)は、20世紀において最も有名で愛された芸術家の一人です。エキセントリックなイメージとは裏腹に、繊細で内向的な一面を持つダリは、絵画だけでなく、オブジェ、文筆、映像、写真、舞台空間演出、服飾、イラストレーションなど、様々な媒体を使って表現しました。


2024年は、ダリの生誕120周年、シュルレアリスム宣言から100年にあたります。これを記念して、諸橋近代美術館「生誕120周年 サルバドール・ダリー天才の秘密ー」展を、2024年4月20日(土)~9月1日(日)の期間で開催します。この展覧会は、世界屈指のダリ・コレクションを形成する同館の所蔵品を中心に、ダリの生涯を概観し、ダリの渡米以降の活動に注目するものです。ダリが私たち観衆に魅せた「シュルレアリスト・ダリ」とその背景にある「人間・ダリ」の複雑で繊細な内面を探り、ダリがいかなる芸術家であったのか、ダリの油彩、素描、版画、彫刻のほか、ミロやマグリットなど他のシュルレアリスム作家の作品などから、ダリの多様な側面を明らかにしています。


展覧会は、第1章「ダリのペルソナの形成」、第2章「パリのシュルレアリストとダリ」、第3章「進化する芸術家 ダリ」という3つの章に分かれています。第1章では、ダリの幼少期から青年期までの作品や、作中に現れるモティーフの文脈に言及し、ダリの外と内のペルソナについて紹介します。第2章では、シュルレアリスムのグループに加入したダリが、ミロやマグリットなどの作家たちとどのように関わり、どのような新しい視覚表現をもたらしたかに注目します。第3章では、ダリが特定のスタイルや表現媒体に限定されず、常に成長し進化する芸術家であったことを示します。


この展覧会は、諸橋近代美術館の開館25周年のアニバーサリーイヤーに開催される記念展でもあり、諸橋近代美術館初の大規模な巡回展です。同館での開催後に秋田、大分、神奈川、広島の美術館を巡回予定です。ダリの天才の秘密に迫るこの展覧会を、ぜひお見逃しなく。

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