ピカソの愛人フランソワーズ・ジローは、
ピカソと別れた後に画家として成功した?
パリのピカソ美術館に新たな展示スペースが設けられ、フランソワーズ・ジローの作品が常設されることになりました。
この展示は、ジローをピカソのパートナーという枠を超えた芸術家として評価し、彼女の長いキャリアと進化を続ける作品に焦点を当てます。
ジローはピカソとの関係だけでなく、独自の芸術的足跡を残してきたことが、この展示を通じて称賛されています。
彼女の作品は、ピカソとの日々を描いた回想録『ピカソとの日々』や、象徴的な絵画など、彼女の芸術家としての道のりを物語っています。
この展示は、ジローが芸術家として正当な評価を受けるべきであるというメッセージを強く伝えており、芸術界における女性の地位向上に寄与するものと期待されます。
フランソワーズ・ジローは2023年に101歳で亡くなりました。
2021年のサザビーズ・ロンドンのオークションで、娘のパロマを描いた作品《Paloma à la Guitare》(1965年)が、130万ドル(約1億8000万円)で落札され、ジロー作品の最高落札額を記録するなど、近年は画業が高く評価されています。
