昭和から令和へ渡る日本画の新たな地平
~上村松園・松篁・淳之の三世代にわたる美術の系譜展
松伯美術館は、開館30周年を記念して、文化勲章を受章した三代の画家、上村松園・松篁・淳之の作品を特別展示します。
上村松園は生涯未婚でしたが、松篁を生み育てました。松篁の父親は、師匠の鈴木松年であるとも言われていますが、本当のところはわかりません。松篁の息子が淳之(あつし)です。淳之に子どもがいるかどうかは公開されていません。
特別展「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之」は、2024年5月18日から7月15日まで開催されています。親子三代にわたる日本画の魅力を堪能することができます。
展示作品は、上村松園の「青眉」や「砧」など、美人画で知られる作品群、上村松篁の花鳥画「杜若」や「蓮」、上村淳之の「首夏」など、新たな日本画表現を追求したもの、などになります。
本展は、同じ展覧会名で高島屋(京都、日本橋)でも開催されましたが、展示内容が異なっています。期間中にご来館の方には、オリジナル記念グッズ(A5クリアファイル)をプレゼントしています。ぜひお越しください。