「藤田嗣治 7つの情熱」展―
生誕140周年記念展覧会が全国巡回中

藤田嗣治生誕140周年を記念して、「藤田嗣治 ―7つの情熱」展が全国で開催されています。この特別展では、日本とフランスの芸術界を股にかけた画家、藤田嗣治(1886–1968)の作品を「7つの情熱」というテーマで紐解きます。


藤田嗣治は、「乳白色の肌」と称される独特の技法で世界的な評価を受けました。彼の作品には日本と西洋の融合が息づいています。


今回の展覧会は、「自己表現」「風景」「前衛」「東方と西方」「女性」「子ども」「天国と天使」というテーマをもとに、藤田の作品世界を深く掘り下げます。監修には、藤田研究の第一人者であるシルヴィー・ビュイッソン氏が携わり、国内外から集められた150点以上の作品が展示される予定です。


また、展覧会の第二部では、藤田嗣治と関連の深い日本人画家たちの作品を紹介します。東郷青児や海老原喜之助など、多くの日本人画家との関係性を通じて、彼の影響力や時代背景が鮮やかに浮かび上がります。


三重・パラミタミュージアム
会期:2025年2月1日(土)~3月30日(日)
東京・SOMPO美術館
会期:2025年4月12日(土)~6月22日(日)
兵庫・神戸市立小磯記念美術館
会期:2025年6月29日(日)~9月15日(月)
鹿児島・鹿児島市立美術館
会期:2025年10月3日(金)~11月9日(日)
広島・ふくやま美術館
会期:2026年1月24日(土)~3月29日(日)


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