藤田嗣治の7つの情熱を解剖!
SOMPO美術館で藤田を新たな視点で楽しむ展覧会
「藤田嗣治 ―7つの情熱展」が2025年4月12日から6月22日まで、東京都新宿区のSOMPO美術館で開催されます。この特別展では、日本とフランスの芸術界を股にかけた画家、藤田嗣治(1886–1968)の作品を「7つの情熱」というテーマで紐解きます。
藤田嗣治は、「乳白色の肌」と称される独特の技法で世界的な評価を受けました。彼の作品には日本と西洋の融合が息づいています。
今回の展覧会は、「自己表現」「風景」「前衛」「東方と西方」「女性」「子ども」「天国と天使」というテーマをもとに、藤田の作品世界を深く掘り下げます。監修には、藤田研究の第一人者であるシルヴィー・ビュイッソン氏が携わり、国内外から集められた150点以上の作品が展示される予定です。
また、展覧会の第二部では、藤田嗣治と関連の深い日本人画家たちの作品を紹介します。東郷青児や海老原喜之助など、多くの日本人画家との関係性を通じて、彼の影響力や時代背景が鮮やかに浮かび上がります。
さらに展覧会期間中には、学芸員によるギャラリートークや参加型アートイベントなど、多彩な催しが予定されています。芸術と藤田嗣治に興味がある方には見逃せない展覧会となるでしょう。ぜひ、この春、SOMPO美術館で藤田嗣治の「情熱」に触れてみてはいかがでしょうか。