シャネルが突き返した肖像画も!
ローランサンとモードの世界に浸れる展覧会が開催中

現在、東京は渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて「マリー・ローランサンとモード」展が開催されています。
この展覧会は同じ1883年に生まれた2人の女性、画家マリー・ローランサンとデザイナーのココ・シャネルの生誕140周年を記念して、狂乱の時代(レ・ザネ・フォル)と呼ばれた1920年代のパリの芸術を紹介しています。

エコール・ド・パリの紅一点マリー・ローランサンは日本では特に人気が高く、なんと1980年代から2010年代にかけては、世界で唯一のマリー・ローランサンの専門美術館があったほどです。残念ながら現在は作品を所蔵するのみで常設展示はしていませんが、今回はそのマリー・ローランサン美術館だけでなくパリのオランジュリー美術館などから約90点の作品を集めて公開しています。
当時、シャネルはローランサンの描いた自身の肖像画を気に入らずに突き返したと言われていますが、その《マドモアゼル・シャネルの肖像》も見ることができます。東京は2月14日から4月9日までですが、4月16日から6月11日は京都市京セラ美術館での展示となります。さらに6月24日から9月3日までは名古屋市美術館に巡回するのでお待ちください。


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