【スタッフブログ】いつから絵画が資産として売買されるようになったのか?

近年、オークションなどで絵画が高額で落札されることが増え、ニュースにも取り上げられるなど、絵画は高額での売却が見込める資産となっています。
しかし、印象派のメンバーが活躍していたころには、まだ画家の地位も低く、絵が高額で売れるとは考えられていませんでした。
では、絵画はいつから高額で取引されるようになったのでしょうか?

実は、その先陣を切ったのは印象派絵画です。二束三文で売られていた印象派の絵画が、アメリカにもっていくと高く売れる、と知った人々が作品を買い漁り、瞬く間に価格が高騰しました。
このような経緯から、絵画は単なる鑑賞物から、投資対象に変わったのです。
そのため、印象派から30年後のピカソなどの時代には、絵画の市場が完成しており、画商の数が増え、画家に対する保護も始まり、人気の出そうな作家はさほど生活に困ることがなくなりました。

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