神秘的な生き物に心奪われる土屋仁応の世界
~東京でグループ展が開催中
東京のメグミオギタギャラリーでグループ展「Wonderland」(ワンダーランド)が、2024年2月2日から3月16日まで開催されています。
この展覧会では、6人の個性豊かな作家が、現実から離れた不思議な世界を描きだしています。彼らの作品は、見慣れた世界に留まらず、刺激的で特別な体験を提供してくれます。
展示作家の一人、土屋仁応(つちやよしまさ)は、白の内側から淡い色彩が現れる独自の彩色方法で有名です。また、仏像の制作で使われるような、水晶やガラスの玉眼を入れる方法を用いて、神秘的なまなざしを持つ動物たちを生み出しています。
パブロ・ピカソは「芸術とは、私たちに真実を悟らせる嘘である」と語りました。このグループ展では、そのことをまざまざと認識できます。
ワンダーランドは非日常の世界です。日常生活に膿んでいて、束の間の現実逃避を求める方は、ぜひ足を運んでみてください。
参加アーティストは、土屋仁応のほか、ゲイリー・ベースマン、ミヒャエル・ゾーヴァ、小林孝亘、田中福男、重野克明の計6名です。
メグミオギタギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座2-16-12 B1
2024年2月2日(金) – 3月16日(土)
12:00 – 18:00
日・月・2月23日(金) 休廊
土屋仁応の紹介動画(角川武蔵野ミュージアム)