ジョルジュ・ルオー - かたち、色、ハーモニー -
パナソニック汐留美術館で開館20周年記念展

ジョルジュ・ルオーは19世紀末から20世紀前半に活躍したフランスの画家です。


一般的にはマティスやヴラマンクやマルケらとともにフォーヴィスムに分類されることが多いですが、権力者の醜さや弱者の宗教的信仰心を描くなど、自己の芸術を追求した孤高の画家でした。


パナソニック汐留美術館は、ルオー・コレクションを中心に設立されたもので、開館後もルオー作品の収集を継続し、現在は収蔵作品数が260点になりました。

フランスのポンピドゥー・センターに次ぐ、世界有数のルオー美術館です。10年前からは遺族の運営するルオー財団とも提携しています。


開館20周年を記念する本展「ジョルジュ・ルオー - かたち、色、ハーモニー -」では、2023年4月8日から6月25日まで、ルオーの初期から晩年までの代表作を約70点展示します。


特に注目すべきは、ポンピドゥー・センターから選りすぐって借りた傑作や、戦争期に描いた重要作品です。日本初公開の作品もあります。


また、ルオーが自身の芸術を語るのに繰り返し用いたことば「かたち、色、ハーモニー」をキーワードに、彼の装飾的な造形の魅力に迫ります。

本展は日本におけるルオーの最も充実した回顧展のひとつとなるでしょう。


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