自然との心の対話を描いた日本画の巨匠、
東山魁夷の世界を体感できる長野県立美術館の魅力

東山魁夷《草青む》


日本画の巨匠・東山魁夷の作品を見ると、心が洗われるような気持ちになりませんか?


彼の描く風景は、ただ美しいだけではなく、自然と人間の対話を表現したものです。彼は、「風景は心の鏡である」と言っています。つまり、自分の心のあり方が風景に反映されるということです。自分の心に正直に向き合い、自然に寄り添うことで、風景は生き生きとしたものになるのです。


そんな東山魁夷の作品を堪能できる美術館が、長野県立美術館に併設された東山魁夷館です。現在、970余点の作品が収蔵されている、世界一の東山魁夷コレクションです。


東山魁夷館は、日本画家・東山魁夷(1908-1999)から作品と関係図書の寄贈を受けて、長野県信濃美術館(当時)に併設するかたちで、1990年に開館しました。この長野県信濃美術館は、開館が1966年で老朽化したため、4年間かけて全面改築をおこない、2021年に「長野県立美術館」と名称も新たに生まれ変わりました。


新しくなった長野県立美術館は、城山公園周辺の美しい景色と調和しつつ、その屋上からは国宝善光寺本堂を望むことができる「ランドスケープ・ミュージアム」です。併設された東山魁夷館では季節に合わせた「コレクション展」をおこなっています。ぜひご覧ください。


■東山魁夷館コレクション展 2023年度第Ⅴ期:2024年1月18日〜4月9日

■東山魁夷館コレクション展 2024年度第Ⅰ期:2024年4月11日~6月18日


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