女性画家・上村松園、息子の上村松篁、孫の上村淳之
ー親子三代にわたる日本画の画業に迫る展覧会

日本画家・上村松園(うえむら・しょうえん)は、女性の美しさを描いた作品で知られています。


上村松園の作品には優雅で気品ある女性像が多く登場します。自分自身の経験や感情を作品に反映させることで、女性の内面的な美しさを表現したのでしょう。


そんな上村松園の作品を鑑賞できる美術館が、奈良市松伯美術館です。


ここには、上村松園とその息子の上村松篁(しょうこう)、孫の上村淳之(あつし)の三代にわたる作品や美術資料が収蔵されています。現館長は上村淳之です。


松伯美術館は、松篁・淳之の親子から寄贈された作品を中心に、近畿日本鉄道(近鉄)が中心となって、近鉄の名誉会長だった佐伯勇の邸宅敷地内に建設されました。


美術館の名称の「松」は、松園・松篁両画伯の名前から、「伯」は佐伯勇の伯に由来しています。


松伯美術館では、2023年3月28日(火)から6月25日(日)まで「松篁、松園を語る 松園、松篁を語る」展を開催中です。


松園は未婚の母となったため、松篁とは母子家庭でした。長じてからはお互いを尊重して画についての話はしなかったそうですが、それぞれの書いた文章が残っています。


本展ではそれらをもとに松園と松篁の作品を紹介しています。三代にわたって文化勲章を受章した日本画の家系・上村家は、どのような親子関係だったのでしょうか。


松伯美術館では、引き続き「上村松篁 “創造美術”結成まで」展を、2023年7月15日(土)~ 9月24日(日)まで開催しています。9月2日(土)には、館長の上村淳之による美術講演会も行われています。


上村松園買取のご相談はこちら>>
上村松篁買取のご相談はこちら>>
上村淳之買取のご相談はこちら>>


上村松園の販売ページはこちら>>
上村松篁の販売ページはこちら>>
上村淳之の販売ページはこちら>>

「松篁、松園を語る 松園、松篁を語る」
「上村松篁 “創造美術”結成まで」
アートニュース一覧