南桂子の銅版画の世界!
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションの春の企画展

銅版画というと、どんなイメージがありますか?


銅版画とは、銅の板に針や酸で線や模様を彫り込み、インクを塗って紙に転写する技法です。その表現の幅は非常に広く、色や質感、線の太さや強弱など、さまざまな魅力があります。


そんな銅版画の世界に触れることができるのが、東京の日本橋にあるミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションです。この美術館は、日本を代表する銅版画家の一人である浜口陽三・南桂子夫妻の作品を中心に、国内外の銅版画家の作品を収集・展示しています。


現在、同美術館では、企画展「南桂子銅版画展-春」を開催しています。期間は3月9日から5月19日。1953年に渡仏し、銅版画の世界で作品を作り続けた南桂子の作品を約50点展示しています。


南桂子の作品は、透明感のある色で溢れており、あたたかな背景の緑など細部まで気配りを感じます。草木の芽吹く季節にぴったりの、優しい色彩の作品をご覧ください。


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